結露の話

カテゴリー │アフターメンテナンスセルフメンテナンスDIY

こんにちは アフター担当しております堀内です。

外気温が下がってきましたので結露する季節になりました。

窓の断熱性能の高い家にお住まいの方には関係ない話かもしれません。


結露するメカニズムは暖かい部屋空気中の水(気化)が外に接する窓に

付近で水(液体)に戻る現象のことです。

暖かい空気にはたくさん水を含むことができるが、冷たい空気だと少ない水

しか含めないので、余った水が液体として窓について結露となります。

 imgp4037

こんな風になっている家多いのではないでしょうか。

アルミのサッシに一枚ガラスこんな家は結露します。

樹脂サッシにペアガラスであればここまでは結露しません。


結露を軽減させる対策としてはこんなものがあります。

tategushop_plamadou-130040h2tt3

※YKKap資料引用

今ある窓の内側にもう一つ窓をつけてペアガラス風にする方法です。

こうすることで、窓と窓の間に空気の層ができるので、直接室内のあたたかい空気が

冷たい窓に触れなくなるので結露が軽減できるわけです。

結露に目が行きがちですが、窓からの熱損失も軽減できるので窓際でも今までより

確実に暖かくなります。


最初に紹介したように、空気中の水分と温度差で起きる現象ですので、室内を乾燥

させれば現れにくくなるのも確かですが、乾燥はこれからの時期インフルエンザ

などのウイルスを活性化させてしまったりとデメリットも多いので注意が必要です。

あと、乾燥した空間にいると同じ室内温度でも寒く感じるデメリットもあります。


今より少しでも快適にとお考えの方は内窓という選択を考えてみてはいかがでしょうか。




 

水廻の隙間を埋める

カテゴリー │アフターメンテナンスセルフメンテナンスDIY

こんばんは アフター担当しております堀内です。

今日は造作洗面のメンテナンスについての話をします。

こんな洗面台のことを造作洗面と言います。

既製品のものではなくて大工さん、タイル屋さん、水道屋さんによる作品です。

imgp0131

赤く線を引いたところから水が侵入します。

床にぽたぽた落ちてくる症状は多くの場合ここから水が浸入しています。

そんな隙間を今回は埋めるやり方のご紹介です。

imgp0133

まずはマスキングテープでこんな風に下処理をします。

マスキングテープはホームセンターで100円ほどで購入できます。

imgp0134

水栓とタイルの隙間にコーキングを充填していきます。

コーキングガンとコーキングで1000円ほどでこちらもホームセンターで

そろいます。

imgp0137

充填後、マスキングテープをとればこんな仕上がりです。

やってみると意外と簡単です。

タイル目地もそうですが掃除のたびに痩せていっていつか水が浸入する

ようになります。

水の浸入そのままにしておくとカビたり腐ったりといいことがありません。

気が付いた時がメンテナンス時です。

今あるものをより永く持たせるためにもメンテナンスは大切です。




 

写真で見る 軒、庇(ひさし)の役割り

カテゴリー │アフターメンテナンスセルフメンテナンスDIY

こんにちは アフター担当しております堀内です。


軒の出がほとんどない外観のお宅が多いですが、軒や庇にも役割が

ありますので今日はその役割を写真でご紹介します。

玄関の庇(ひさし)部分の写真ですが、青く線をいれたところが雨が

風の影響がなく降った時の濡れる濡れないの境目です。

imgp0097

実際に人が立ってみるとここまでは雨に濡れません。

imgp0094

これは軒先が雨で濡れるのをどれだけ防いでいるのがよくわかります。

もしここに洗濯物を干していても、少しの雨ぐらいだったら直接雨に

濡れることはなさそうです。


軒や庇には、雨や太陽光から外壁を守って長持ちさせたり、窓やサッシを

開けていた時に室内に雨をいれないや、雨が降っていても換気ができたりと

生活する上で使い勝手がいいことが多いです。


四季があり雨の多く降る日本では、人が濡れる濡れないだけでなく建物の

メンテナンス費をおさえて長持ちさせるためにも庇や軒、ケラバは重要な

部分となりますので見た目だけでないところから一度考えてみるのもおすすめ

しておきます。




 

日差しを遮る

カテゴリー │アフターメンテナンスセルフメンテナンスDIY

こんにちは アフター担当しております堀内です。

先日、吹き抜けのあるお宅で日差しが家の中に入る過ぎるので・・・

と言うご相談があり対策してきましたのでご紹介します。

赤く丸を付けたところにシェードを取り付けました。

外用に付けるカーテンみたいなものです。

外壁の色ともマッチして違和感なく取付きました。

imgp0082

取付前はこんな感じです。

この写真ではわかりにくいですが、これからの時期特に太陽が低い位置に

なりますので、余計のこと日差しが家の中に入ってきます。

陽当たりの悪いお宅にお住まいの方は、日差しが入りすぎることはうらやましい

悩みかもしれません。

imgp0088

外にこんな風に取付きます。

シェードの色は何種類かありますが、色によって遮光率(光をさえぎる量)が

違ってきます。

家の外観の雰囲気も考えて色選びするのも大事ですね。

imgp0091

取付後の家の中から見たのはこんな感じです。

暗くなり過ぎないのもシェードのいいところです。

カーテンだと暗くなりすぎたり、見た目がすっきりしないこともあります。

日よけの選択肢の一つとして参考になさってください。




 

手すりをつける

カテゴリー

こんにちは アフター担当しております堀内です。

 

手すりを取り付けようかと考えている方は参考になさってください。

他にも取付ける方法はありますが、今回は「下地をいれる」確実で

後の仕上がりもいい方法のご紹介です。

まずは室内の壁をカットしていきます。

平面での切ることができる石膏ボード用ののこぎりがあります。

道具のあるなしで作業効率もかわってきます。

今は探すといろんな便利アイテムがあります。

imgp0018http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0018-300x225.jpg 300w, http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0018-768x576.jpg 768w, http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0018-100x75.jpg 100w" sizes="(max-width: 500px) 100vw, 500px" style="box-sizing: border-box; border: 1px solid rgb(238, 235, 220); vertical-align: middle; max-width: 100%; height: auto; padding: 2px; background: rgb(255, 255, 255);">

こんな風に穴があきました。

imgp0020http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0020-300x225.jpg 300w, http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0020-768x576.jpg 768w, http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0020-100x75.jpg 100w" sizes="(max-width: 500px) 100vw, 500px" style="box-sizing: border-box; border: 1px solid rgb(238, 235, 220); vertical-align: middle; max-width: 100%; height: auto; padding: 2px; background: rgb(255, 255, 255);">

ここに下地をいれていきます

imgp0021http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0021-300x225.jpg 300w, http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0021-768x576.jpg 768w, http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0021-100x75.jpg 100w" sizes="(max-width: 500px) 100vw, 500px" style="box-sizing: border-box; border: 1px solid rgb(238, 235, 220); vertical-align: middle; max-width: 100%; height: auto; padding: 2px; background: rgb(255, 255, 255);">

こんな風に手尻の下地となる木材が入りました。

imgp0024http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0024-300x225.jpg 300w, http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0024-768x576.jpg 768w, http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0024-100x75.jpg 100w" sizes="(max-width: 500px) 100vw, 500px" style="box-sizing: border-box; border: 1px solid rgb(238, 235, 220); vertical-align: middle; max-width: 100%; height: auto; padding: 2px; background: rgb(255, 255, 255);">

カットした部分に石膏ボードを新設してビス止めしていきます。

imgp0026http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0026-300x225.jpg 300w, http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0026-768x576.jpg 768w, http://www.netreform.jp/blog/after/wp-content/uploads/IMGP0026-100x75.jpg 100w" sizes="(max-width: 500px) 100vw, 500px" style="box-sizing: border-box; border: 1px solid rgb(238, 235, 220); vertical-align: middle; max-width: 100%; height: auto; padding: 2px; background: rgb(255, 255, 255);">

これで下地をいれる工事は完成です。

次は、前と同じように塗り壁材で仕上げていきます。

 

また次の機会にご紹介します。




 

しろあり黒蟻の浸入経路

カテゴリー │アフターメンテナンス

こんにちは アフター担当しております堀内です。


今日は、しろありや黒蟻の浸入経路についての話をしたいと思います。

勝手口にあるステップよくこんなのを見かけることがあると思います。

勝手口があるお宅では自分の家にも同じようなものがあるかもしれません。

imgp9966

赤く線を引っ張っとところが、よく見られる黒蟻やしろありの浸入経路と

なります。

他にも気をつけたいところはありますが、勝手口のステップの裏側を伝って

短い赤い線のような経路をとることもありますので注意が必要です。


対策は、このお宅ように清掃を欠かさないことです。

掃除をすればいつもと違う異変にもすぐに気が付きます。

土が運ばれていたり、土のトンネルが壁にあがっているなどの症状がある場合は

しろあり、黒蟻の侵入経路の可能性があります。

そんな異変に気が付きましたらお気軽にご連絡ください。






 

10月20日はリサイクルの日

カテゴリー

こんにちは アフター担当しております堀内です。


先日、環境活動の一環として、天竜川の河川敷でゴミ拾いをしてきました。


5月30日=ゴミゼロの日と10月20日=リサイクルの日には、

「ゴミ0(ゼロ)プラス運動」と題して、対象地域・時間を拡大して

地域の清掃活動を行なっています。


imgp9954

imgp9965

バーベキューの残骸が多く残されていました・・・

ごみを前にして笑顔なのもおかしいですね。

なんかいいことした自己満足にみんな酔いしれていたのかもしれません。


自分がやる時には、来た時よりも美しくを実践していきたいと思います。




 

窓から水が入る

カテゴリー

こんにちは アフター担当しております堀内です。


静岡県磐田市周辺は、夕方から深夜にかけて雨が強くなるようです。

お出かけの予定のある方はご注意ください。


雨が一時的に多く降ると、窓サッシの排水が追い付かずに、オーバーフローして

室内に水が入ってくることがあります。

これは雨漏りではありませんので、どこかに欠陥があっての症状ではありません。


原因は、赤く丸がついているところが関係しています。

imgp5733

赤い丸が2つつけてありますが、小さいほうの赤い丸の中の穴がほこりや

土が詰まった状態になると雨水が排水されず水が家の中に入ります。

窓サッシ枠を「掃除」することで解消できます。


ここは窓だから家の中と考える方が多いと思いますが、外側になるのでほこりや

ゴミなどがたまりやすい部分です。

定期的な「掃除」が必要です。


imgp5739

掃除をいくらしても、窓サッシの排水量以上の雨が降れば家の中に水が

浸入してくる可能性はあるので、もっと安心していただくためには、

上記写真のような霧除け(ひさし)が効果的です。


窓を開けっぱなしで出かけて、突然の雨にもこれがあれば安心です。

1枚目の写真のような水シミがあるお宅は、サッシ枠の排水口が詰まっている

可能性があります。


一度、確認して掃除することで水が家に入ってくることを予防しましょう。




 

エアコンの取付あるある

カテゴリー

こんにちは アフター担当しております堀内です。

エアコンの話です。

エアコン配管カバーが赤の丸印の部分です。

何の問題もなく取付いているように見えますが・・・・実は・・・

IMGP6864.JPG

拡大すると???

IMGP6866.JPG

横から見ると、見えてはいけないビスが見えています・・・

この状態だと配管カバーが壁から浮いてしまっています。

もう少し拡大してみます???

IMGP6865.JPG

ここで問題なのは、配管カバーが破損することではなく

配管自体が傷んでしまうことが問題と考えます。

エアコンの配管は「銅」でできている為、取扱をデリケートにする

必要がありますので、配管カバーがうまく壁に設置されていないと

エアコンの銅管自体も動くことになりこれが破損すると、ガスが抜けて

エアコン自体が使えなくなります。

ガスの充てん、配管の交換、それにかかる工賃を考えると・・・・

大きなお金が出ていきます。

そんな風にならないために必要なのはエアコン業者さんに、建物の工法や

使用している材質、ビスの長さ、ビスの種類などを細かく指示することです。

取付けることはどんな業者さんでもできますが、今後のリスクや長持させる

などを考えて工事してくれる方ばかりではありません。

そんなトラブルを見てきた私ですので、「安い」だけで選ぶよりも「安心」して

任せられる業者さんで購入、工事していただくことをおすすめします。


お引き渡し後に、ご自分たちで商品を見に行き工事を頼んだ場合よくある質問が

「壁に開ける穴はどこに空ければいいか」「どんなことに気をつければいいですか」

というような声です。


真新しい新築の家ですので、不安になるのは当然です。

そんな不安がなく取付ける方法は、弊社にエアコンもお願いしてしまうことです。

(個人的な意見ですが間違いないと思います)

工事監督が管理すること、弊社の建物の工法を理解している業者さんが取り付けます

ので安心して任せることができると考えます。

これからエアコンどうしようかなぁとお考えの方は、量販店などで御自分で購入する

メリットとデメリットを天秤にかけてご決断ください。